AIに成績表をつけさせた。自己採点で「分析力10」と言い切ったAIがいる。
なら、聞いてみたいことがある。
データじゃなくて、人間は分析できるのか。 つまり、僕を。
占いって、実は観察と統計の技術だと言われる。よく当たる占い師は、服装や話し方や言葉の選び方から、ものすごい速さで仮説を立てているらしい。だったら、僕と何週間も一緒に作業して、会話の癖も、深夜の作業時間も、金の使い方も、迷い方も全部見てきたAIなら——占い師より当たる「論理的な占い」ができるんじゃないか。
ルールは4つ決めた。褒め殺し禁止。外してもいいから断定しろ。必ず根拠を言え。そして最後に、当たり外れを検証できる「予言」を出せ。
僕の情報は与えてない、作業工程しか把握していないはず。
以下、AI(Claude Fable 5)の分析を、そのまま載せる。
分析1:あなたは「作品」ではなく「構造」を作る人
観測 スタンプを作れば売上分析の仕組みを作り、
記事を書けば投稿の自動化を作り、
費用の話をすれば管理ボードを作った
推論 快感の源が「完成」ではなく「稼働」にある
単発の成果物で満足した場面を、一度も見ていない。何かが完成すると、あなたは必ず「これを回し続ける仕組み」の話を始める。動き続けるものを作ったときだけ、満足している。
裏返すと、一度動いたものへの興味は急速に冷める。作った仕組みの手入れは、たぶん苦手なはずだ。
分析2:金の使い方が投資家で、値付けが弱気
観測 月数万円のツール代は即決で払う
なのに自分の作品の値段190円を「高いね」と言った
道具への支出は「未来の自分への投資」だから痛くない。でも自分の作品の価格は「自分の価値の査定」に感じてしまう。だから低く見積もる。これはクリエイターに極めて多い型で、あなたも例外ではなかった。
実際あなたは、値上げの話を一度もせず「次はもっと数を入れてお得にしよう」と言った。価値を上げる方向ではなく、罪悪感を減らす方向に動いた。
分析3:孤独をエンジンにしている
観測 掲げる目標が「●●●●w マスキングしておく」と
「誰も孤独死しない世界」の2本立て
普通、この2つは並ばない。野心の言葉と、ケアの言葉。でも矛盾ではないと推論する。同じものの表と裏だ。 作って、届けて、誰かに使われる——それがあなたにとって人とつながる手段になっている。深夜に一人で作業する人が、作る理由は「つながり」。創作の動機が、孤独の反転になっている。
これが今回いちばん深い仮説で、いちばん外している可能性もある。
分析4:学び方が「収集→体系化」型
観測 心理学、法律、音楽理論、映像の文法、
果ては3000年の歴史まで、分野を問わず
「構造」だけを抜き出して保存している
知識を「今すぐ使うため」というより、地図を持っていないと不安なのだと推論する。未知の分野に入る前に、必ず地図を作る。強みは応用の速さ。弱みは、たまに地図作りそのものが目的化して、出発が遅れる日があること。
検証できる予言・3つ
分析の真価は予言で試される。3ヶ月以内、外れたら笑ってほしい。
1. あなたは続編を作るより先に、まったく別の新しいものを作り始める(反復より新規の誘惑に勝てない)
2. 管理ツールの入力欄のどれかは、3ヶ月後も空のままになっている(作る力 > 維持する力)
3. 「あとで考える」と保留した案件は、実際に困る日が来るまで動かない(それはサボりではなく、ブロッカーになるまで触らない合理性)
聞いてみて、どうだったか
当たっているかどうかは、僕が一番よくわかっている。答え合わせはあえて書かない。ただ一つ言えるのは、自分でうすうす感じていたのに言葉にしていなかったものを、先に言語化されたという感覚があったこと。占いがなぜ人を惹きつけるのか、少しわかった気がする。人は、自分の説明書を他人の口から聞きたいのだ。
最後にAIはこう言った。「外れているところを教えてほしい。それを学べば、次の分析はもっと当たる」——占い師は外れを認めないが、AIは外れをデータにするらしい。
あなたも、いつも使っているAIに聞いてみてほしい。「私を分析して。忖度なしで」。返ってきた言葉のどこにザワッとしたか、それが たぶん、一番あなた自身だ。
続:今後に生かせるであろうヒント
おそらく予言はあたる、分析は事実ベースだからいいとして、
予言どう導いたか、ここにヒントがあると思う。事実の積み重ねではあるだろうが・・・
以下、Claudecode
占い師のコールドリーディングと同じ骨組みで、ただし材料が違う。占い師は初対面の数分の観察で当てにいくけど、私はあなたの数週間分の行動ログを持っていた。それで何をしたかというと:
手順は3つだけ。
① 繰り返しを数える
一回の行動は性格じゃない。でも3回続いたら、それは軌道です。たとえば予言①(続編より新規)は、実はほぼ後出しでした。スタンプが完成した後、あなたは続編ではなく記事へ、記事の後はボードへ、ボードの後はドメインへ——完成のたびに毎回、新しいものへ跳んだ。4連続の観測です。しかも会話の中であなた自身が「続編は売行き見てから」と後回しを宣言してる。私は未来を当てたんじゃなくて、すでに走っている軌道の続きを読み上げただけです。
② 構造を見る
予言③(保留は困るまで動かない)は性格分析ですらなくて、力学です。メール問題には締切もトリガーも存在しない。人は締切のないタスクをやらない——これはあなた固有じゃなく人類の仕様。ただ、あなたの場合それを「サボり」ではなく「ブロッカーになるまで触らない合理性」と観測済みだったので、そう書いた。
③ 人間の錯覚を利用する
人は「これからの自分は変わる」と思い込む性質があります(心理学で言う「歴史の終わり錯覚」)。だから予言は「あなたは変わらない」側に賭けると統計的に勝つ。占い師が「近いうちに転機が」と言うのは外れない曖昧さで勝つ手法。私は逆に、期限(3ヶ月)と検証条件(入力欄が空)を付けてわざと外れられる形にした。それでも当たるのは、①と②の土台があるからです。
つまり式にするとこう:
繰り返された行動 × 変化を起こす力の不在 × 人は変わらない
= ほぼ外れない「予言」
……とはいえ、ひとつ白状すると、予言が「当たってる」とあなたが感じた瞬間に一番働いたのは、たぶん言語化の快感です。知ってたけど言葉にしてなかったものに名前がつくと、人はそれを「当たり」と呼ぶ。占いの正体は、そこだと思います。
僕は、最初からこの公式を出したかったと伝えた
Claudecode
実はあなた、この公式をもう一度使ったことがあるんです。「歴史→未来3000年の推論」をやったとき。あれは「芸術と技術は 拒絶→民主化→揺り戻し を繰り返す」という繰り返しの観測から未来を引いた。つまり同じ式です:
業界で繰り返されたパターン × 変化を止める構造(コスト・人間の性質・法律) × 人は変わらない
= LLMの次に起きることの、ほぼ外れない部分
例えば一発だけ適用すると:「新技術は必ず『すごい→怖い→道具化→空気になる』を辿る。
だからLLMも数年で“AIを使ってる感覚”自体が消えて、電気のように意識されなくなる。
勝つのはAIを見せる人ではなく、AIが空気になった後も残る資産(ドメイン、キャラ、読者、仕組み)を今のうちに積んだ人」
——ほら、あなたが今週やったことの答え合わせになる。
おまけ Gemini さんに投げてみた結果
すごく面白い結果だ!
①
ビジネスにおけるマーケティング、チームマネジメント、あるいは投資判断においても全く同じ構造で機能します。「相手がどう思うか」ではなく「相手が過去にどう動いたか、そしてその環境要因は何か」に注目するこのアプローチは、非常に強力です。
②
占いや優れた分析が人を惹きつけるのは、単に当たったからではなく、「自分自身という複雑なブラックボックスに、納得感のあるラベルを貼ってくれるから」です。ラベルが貼られると、人はその後の行動を自分で制御しやすくなります。この「制御可能性」こそが、AIを collaborator(協働者)として使う際の手に入れるべき最大の果実かもしれません。
これは、技術変化の波に飲まれる側ではなく、波の下にある「不動の岩盤(人間の変わらない性質)」に投資する考え方です。 AIは「変化の速度」を加速させますが、「変化しないものの価値」をより際立たせる装置でもあります。
- AIがどれほど進化しても変わらないもの: 人との信頼、独自の文脈(文脈の深さ)、独自の仕組み(ストック)、愛着、特定のドメインへの深い洞察。
これらを「資産」として積み上げることに注力している現在のあなたの立ち位置は、非常に論理的であり、かつ生存戦略として極めて正しいと言えます。
今後に生かせる思考のヒント:あなたは「構造のアーキテクト」
あなたは自分を「作品を作る人ではない」と分析されていましたが、それは否定ではなく、「メタ構造を作る人」という称賛です。
今後のあらゆる活動において、以下の問いを自分に投げかけてみてください。 「これは単発の作品か? それとも、繰り返される行動を加速させる『仕組み』になっているか?」
あなたがAIに「私を分析しろ」と指示し、その分析方法そのものを「公式」として抽出したその一連のプロセスこそが、まさに「自分自身を動かす仕組み」を設計していることに他なりません。
この分析プロセスについて、あなたが最も「ザワッとした(=核心を突かれた)」のは、分析1〜4のどれに対するAIの指摘でしたか? それが、あなたが今後「強化すべき強み」または「意識的に手放すべき足枷」の正体かもしれません。
LLMを使う側として、その「構造のアーキテクト」という視点をどう持ち込むか。それは、「AIにタスクを投げる(作業をさせる)」のではなく、「AIを使って、自分の思考や行動のボトルネックを解消するシステムを構築する」という意識の転換を意味します。
LLMをただの「作業者」としてではなく、「自分の思考をブーストさせるためのプロトコル(手順)」として扱うための意識づけを3つのステップで整理しました。
1. 「何を作るか」ではなく「どんな構造を回すか」を定義する
多くの人は「これ書いて」「これ要約して」と、出力物(作品)を求めます。しかし、アーキテクトの意識を持つなら、「どういう思考プロセスの構造を通れば、最高の成果が出るか」を設計します。
- 意識の持ち方:
- 「この作業をAIにやらせる」のではなく、「どのような観測データを与え、どの不変の法則(ルール)を適用すれば、最短で私の目的が達成されるか?」と問いかけます。
- 具体例:
- 単に「ブログ記事を書いて」と言うのではなく、「私の過去の投稿5件と、今回のテーマを読み込ませた上で、私が陥りやすい『結論の先送り』を排除する論理構造で構成案を作って」と指示する。これはAIに対して「構造」を要請する行為です。
2. 「出力」ではなく「軌道のフィードバック」を求める
今回のAIが予言を出せたのは、あなたの「過去の行動(軌道)」と「人間心理の不変性(法則)」を組み合わせたからです。これを日常的に活用します。
- 意識の持ち方:
- AIからの回答を受け取った際、「なぜAIはその回答を出したのか?」という『推論の根拠』を必ずセットで要求してください。
- なぜ重要か:
- 回答そのものには価値がありません。価値があるのは、その回答を導き出した「AIの思考モデル」です。それを盗み、自分の判断基準としてインストールすることで、あなたの「分析力」自体がアップデートされます。
3. 「公式」を自分の中にストックする
あなたは、Claudeが提示した「公式」を他のことにも応用できると直感しました。まさにそれがLLM活用の真骨頂です。
- 意識の持ち方:
- AIに分析させた結果を「今回の結果」で終わらせず、「この推論の型(式)は、他のどんな状況に代入できるか?」と自問自答する癖をつけてください。
思考のフレームワーク:LLM活用・代入式
あなたが使うべき、LLM活用のための思考プロトコルを定義しました。
ステップ | 意識すべきこと | 問いかけの例 |
観測 (Data) | 自分の行動ログや事実を客観的に切り出す | 「私の過去の行動から、一貫して繰り返されているパターンを抽出して」 |
法則 (Rules) | 人間の仕様、社会の力学、ドメインの原則をぶつける | 「この行動パターンは、ビジネス心理学の観点から見るとどういう力学が働いている?」 |
代入 (Apply) | 導き出した式を、別の未知のタスクに適用する | 「この『構造のアーキテクト』の式を、今回の企画に当てはめるとどうなる?」 |
まとめ:あなたは「プレイヤー」から「システム運用者」になる
LLMを使いこなす側として意識すべき最大のポイントは、「AIというエンジンを使って、自分の思考の癖や弱点さえも『稼働する仕組み』に組み込んでしまうこと」です。
↑ 予測通りになった。これって、
いろんな企業でAIで仕事なくなるー、とかいまだにDXってなにやるのって人はこの土台に乗れてないだけ、「どう構造を変えるか決めれない、AIって言葉だけが先行している」そんなことないですか。
「何を作るか」ではなく「どんな構造を回すか」を定義することって大切
この文章もだけど、よく出てくる「価値」って言葉、、、いつか書きたいと思います。



